〜オフリードについて考えませんか?〜 |
2005年5月24日夕方、きなこ一家での東京の旅行から帰った翌日の散歩中でした。 きなこが突然走り出して逃げてしまい、行方不明になりました。 ある心優しい方がきなこを保護してくださり、6時間後に無事警察署で 引き取りできました。きなこに怪我も無く安心しましたが、考えさせられる1日でした。 私はきなこにコマンドを教えて呼び戻しや待ての練習を重ねて、ほぼできるようになり 今思えばきなこに対して私が勝手な信頼をして過信をしていました。 私がオフリードにしていたのには自分なりに理由がありました。 人が居ない場所や道路が近くに無い場所などで安全と判断したら、きなこを 自由にしてあげていました。理由は ◆匂い嗅ぎやワンコ同士など遊びを自由にしてあげたらきなこだって嬉しいだろう。 ◆もしリードが離れてしまったりした時に慣れていないと逃げ出してしまうから オフリードにも慣らしておくべきだ。 ◆繋ぎっぱなしはカゴの中の鳥みたいで可哀想だ。 ◆コマンドが効くからノーリードでも大丈夫だろう。 ◆うちの子は噛んだり吠えたりしないから大丈夫だろう。 こんな思いでオフリードを場所を限定してしていました。 ただ特に小さい子供が居る場合は絶対にオフにはしませんでした。 犬が突然暴走して逃げ出す事は知っていましたが、まさか自分の愛犬がなるとは 思いもしませんでした。 よくこういった経験をしたらノーリード派の人から「呼び戻しの練習をしてないからだ」とか 聞きますが、パニックになって暴走するのだから普段コマンドが効いていても意味無いです。 それまで1度もパニックや暴走をした事が無い子でも、まったく予期せぬ事態で リードをしていなかった為に事故で尊い命を失ってしまうかもしれません。 「我が家には起きないだろう」という過信が後悔にならないようにしたいです。 私は自分の実体験や考えをkinakoネットで書き、閲覧者の方に 「どう感じましたか?考えてみませんか?」といった感じで受け取って欲しいのです。 世話主が独自の考えを持っている方もいますでしょうし、愛犬の全ては 世話主次第なのですから世話主さんが納得して行動しないと意味が無いと思います。 今回の経験でオフリードは止める決心をしました。 自分で考えて作った負担のかからないロングリードをいくつか作って リードありでも遊べるように工夫したいと思います。 広島はドッグランがまだ無いに等しく自由に遊ばせてあげられません。 でも私が無い知恵絞って安全に遊べるように努力してみたいと思います。 愛犬が暴走してその後姿を叫びながら追いかける場面、そして愛犬の死を覚悟し 不安になりながら探しまくる心理状態、経験したら考え方変わると思います。 私は我が子を事故では失いたくないです。私が守ってあげないといけないのです。 |
決して愛犬を信頼しないという訳ではなく世話主の過信だと私は考えています。 |